アガベ初心者向け

【アガベ入門】多肉植物アガベの特徴と育て方|に魅力や基本知識を解説

多肉植物アガベの特徴と育て方|に魅力や基本知識を解説

はじめまして、ウシプラです

趣味の一つでアガベにハマり見事に沼ってます

この記事はアガベの魅力とズボラに育てる育成方法を解説しています

アガベを買ってきたのは良いけど、どうやって育てるのだろう?

育成方法は調べて少しわかったけど、基本的な事が知りたい

育成で役立つ点は理解できるけど逆にアガベの成長に良くない事って何?

こんな悩みが僕にも最初にありました。


なんで初歩的な事を説明してくれないんだ。。

アガベにいい事を教えてくれる人が多い中、逆にやってはいけない事を知りたい!

と思っていました。

この記事では初心者の頃に僕が知りたかったやってはいけない事と基本的な事を説明し、少しでもアガベを始めた皆さんが近道を出来るようなブログを書いてますので是非参考にして、育成に役立ててくださいね!

この記事を読めばわかること

アガベは観葉植物としても魅力のある植物

僕の歴代の中で育てやすいアガベ3選の解説

アガベの育成に必要な基本的な事

かっこいい株を維持するコツを伝授!

アガベとは?基本情報と特徴を解説

「SNSで見かけるあのかっこいい植物、何だろう?」 

「イベントで一目惚れしてアガベを買ってみたけど、一体どんな植物なの?」

そんな疑問をお持ちの園芸初心者の方へ。

今、おしゃれなカフェやインテリアショップでもよく見かける「アガベ」

その基本的な情報と、観葉植物としての魅力をご紹介します。

この記事を読めば、アガベの魅力と簡単な育て方でお部屋をおしゃれにインテリアにできます。

アガベの特徴と観葉植物としての魅力

枯れてるように見えますが元気に育つ : アガベ ホリダ

アガベってどんな植物? その正体と生まれ故郷

アガベは、主にメキシコやアメリカ南西部など、乾燥した地域の植物です。

「リュウゼツラン科アガベ属」に分類され、数百種類以上もの仲間がいると言われています。よく「多肉植物」とひとくくりにされがちですが、サボテンや他の多肉植物とはまた違う、独自のグループを形成しています。

アガベの生息地

生息地が乾燥地帯であるという点が、アガベを育てる上で大切なポイントになります。太陽の光が好きで、水のやりすぎ(過湿)が苦手、という性質はこの生まれ故郷の環境に由来しているのです。

ここがスゴイ! アガベのユニークな特徴

アガべが他の植物とは違うその独特な特徴を見てみましょう。

放射状に広がる葉(ロゼット状)

アガベの最も象徴的な姿。肉厚な葉が地面から放射状に広がり、美しい幾何学模様を描きます。

肉厚な葉

葉に水分を蓄えることができるため、乾燥に強い性質を持っています。

多様なフォルムと色

品種によって、大きさ、葉の形、色(緑、青みがかった色、斑入りなど)が驚くほど多様です。きっとお気に入りの一株が見つかります。

葉先の鋭いトゲ

品種によりますが、多くのアガベは葉の先や縁に鋭いトゲを持っています。これは自生地で動物から身を守るため。扱う際には少し注意が必要ですが、このトゲもアガベのワイルドな魅力の一つです。

ゆっくりとした成長

 アガベは比較的ゆっくりと成長します。急に大きくなりすぎないので、室内でも管理しやすいのが特徴です。(※数十年に一度、花を咲かせてその一生を終える「単結実性(一回結実性)」という性質を持つものが多いですが、開花までは非常に長い時間がかかります。)

なぜ人気? 観葉植物としてのアガベの魅力

では、なぜ今アガベが観葉植物としてこれほど人気なのでしょうか?

初心者から愛好家まで様々な楽しみ方があるアガベの魅力は沢山あり、みんなの好みが全然違うので「これぞ、園芸!」という感じで僕はアガベを育てるのが大好きです!

圧倒的な存在感とデザイン性

置くだけで空間が引き締まるような、彫刻的でアーティスティックなフォルムが最大の魅力。シンプル、モダン、インダストリアル、どんなインテリアにもマッチします。まさに「置くだけでかっこいい」を実現してくれる植物です。

コレクションする楽しさ

多種多様な品種があるため、「次はこんなアガベを育ててみたい!」とコレクション欲を刺激されます。

比較的お手入れが簡単

後述しますが、ポイントさえ押さえれば、毎日水やりをする必要もなく忙しい現代人にも育てやすい観葉植物と言えます。

アガベの基本的な姿と、なぜ人々を惹きつけるのか、少しイメージが湧きましたでしょうか? 次に、特に「園芸初心者」の方になぜアガベがおすすめなのか、その理由を詳しく見ていきましょう。

「かっこいい」だけじゃない!アガベの奥深い魅力とは?

アガベはワイルドな雰囲気が魅力なイメージがありますが以外と奥深い魅力も、あります

鋸歯

葉から出ている棘を鋸歯(きょし)といいます

例「この鋸歯めっちゃカッコいいな」

アガベを選ぶ基準でもありますので是非選ぶときは鋸歯を見てくださいね!

トップスパイン

葉の上部にある長い鋸歯の事をトップスパインと言います。

例「このトップ期待できそう!」

このように鋸歯と同じで株を選ぶ基準にあります。僕の体感ですが、トップがとても強そうな株は鋸歯も次第に強くなると感じてます。

葉の種類

いい葉ってどんな感じなの?

葉の特徴は種類によってさまざまですが、長葉・短葉・肉厚な葉と種類が多いです。

なにがいい基準なの?となると、「葉がつやつやしているか」ここが1つの基準として選ぶと良いと思います。

元気のない「しわしわ」している葉は少し弱り気味・水不足という症状も、育てているアガベがこのような状態になっていたら遮光気味で管理してあげると元気になりますよ

育成は意外と簡単に放置気味でOK

観葉植物は好きだけどアガベって育てるのは大変なんじゃない??

そのような疑問が多く購入を尻込みする人はとても多いのですが、全然大変ではないんです。

なぜ簡単かと説明すると、アガベの原産国は乾燥地帯という雨があまり降らない環境に繁殖しているからです、その為水に濡れている状態があまり好きではありません。

最初はとっても心配ですが、鉢を持ち上げて「軽っ!」と感じたら水やりのサインですね!

僕もずっと持ち上げて確認をしていると大体の周期もわかってくるので楽しいですよ♪

水やりは完全に土が乾いてからたっぷりと上げると上手に育成が出来ると思います!

【初心者向け】育てやすいアガベの人気おすすめ3選とその特徴

アガベは大型株がワイルドでスペース的問題も出てきますが、小型のサイズのアガベで皆さん育成をしています。小型のアガベは横幅10cm〜30cmとサイズは品種によって様々です。

では、アガベを入門とするにはどの品種がいいか考えてみました。僕が経験したアガベの育成が簡単な品種は3種類あります。

アガベ チタノタ 姫厳竜(ひめげんりゅう)

「姫厳竜」は、チタノタの中でも特に葉が短く密で、厳つい(いかつい)鋸歯(きょし)を持つ小型のタイプ

アガベを始めたての僕が育成が何もわからないまま管理していても素晴らしく厳つい姿になってくれました。

ブラック&ブルー/BB

通称BBと呼ばれる個体です。青葉がかった葉色と黒い鋸歯からBBとの由来があり。初心者から趣味家の方まで人気のある種類で大きくなるにつれ迫力が凄いので僕も大好きな品種の1つです。

凱撒/シーザー/Caesar/

3年程前は高級株で中々手が届かなかった株がメリクロン/TC株(組織培養)で初心者の方がとても買いやすい値段になりました。鋸歯がわしゃわしゃとした感じがとてもかっこいいですね。

アガベの育成の基本知識(光・水・風)

アガベを購入したのはいいけど、育成方法を詳しく知らない。。

最初は悩みますが、そこまで難しく考えなくて大丈夫ですよ。基本的な事、アガベが居心地がいい環境に合わしてあげるのを心がけるのがおススメです。

日当たり(光)

日当たりのいい場所で6時間程度、日光があたればOK👍

段階

最初の1週間はカーテン越しの明るい場所

2週間目から徐々に直射日光に慣れさせる

3週間目ストレスカラー(葉が赤くなる)が無く順応しているならその場所でOK👍

水やり

アガベは乾燥が好きな植物です。普通の植物と同じ水やりをしていたら最悪枯れてしまいますのでご注意ください。

水やりの基本は水をたっぷりあげてから、2~4日ほど間隔を空けて鉢を持ち上げた時に明らかに軽い状態になっていたら水やりのサインです

最初は心配になりますが、アガベの原産国は日本よりも過酷な状況ですので日本でも厳しいくらいの育成方法がアガベにとっては心地がいいのかもしれませn

風通し

風は軽視しがちですがとても重要な役割があります。

アガベの光合成をする際、蒸散という葉から植物が根から吸い上げた水を、主に葉の表面にある小さな穴(気孔)から水蒸気として空気中に放出する現象のことです。人間が汗をかくのと少し似ている。

ここで風があるとより蒸散を促し光合成をし易く出来、成長に繋がります。

成長スピードと管理のポイント

気になるのは成長スピード、アガベは残念ながら物凄く遅いです。。

アガベの成長が遅い主な理由は、その生育環境と光合成の仕組みにあります。

遅い理由は光合成のやり方に訳があり

CAM光合成

アガベは「CAM(カム)植物」と呼ばれるグループに属します。多くの植物は昼間に気孔(葉にある小さな穴)を開けて二酸化炭素を取り込み光合成を行いますが、これだと同時に水分も蒸発してしまいます。

乾燥地帯で生きるアガベは、水分の蒸発を最小限に抑えるため、以下のような特殊な光合成を行います。

夜間

気温が低く湿度が比較的高い夜間に気孔を開き、二酸化炭素を取り込んでリンゴ酸などの有機酸に変えて液胞に貯め込みます。

CAM植物の夜間

昼間

気孔を閉じて水分の蒸発を防ぎながら、夜間に貯めた有機酸を分解して二酸化炭素を取り出し、太陽光を利用して光合成を行います。

このCAM光合成は、水分の消費を極限まで抑えることができる非常に効率的な生存戦略ですが、一般的な植物の光合成に比べると、エネルギーを変換して成長する効率は低くなります。そのため、全体的な成長速度はゆっくりになる傾向があります。

アガベを育てるステップとコツ

アガベの植え替えと適した鉢の選び方

プラスチック鉢だとアガベの成長がぐんぐん早く健康に育ちます。

陶器鉢じゃダメなの?オシャレな陶器鉢のほうがカッコよくインテリアに馴染みます。。

せっかく、購入したアガベをどうせなら元気にすくすく育成したいですよね、そんな時にシンプルで見た目もスマートな鉢がプラスチック鉢にはあり、それでもってアガベの根の張りがよくおススメです。

適した鉢の説明は以下の記事を参考にしてください。

水やりと肥料の与え方

水やりと肥料も凝れば楽しい沼になります。(笑)

どの肥料が根に栄養を与えて鋸歯をいかつくするのか毎年僕も考えながら与えています。

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まとめ|アガベを育てて楽しもう!

いかがでしたか?

アガベも小さい株から育てると半年の育成でもかなり違いがでてきます。

水やり・風・日光 この3つをしっかり与えていれば元気に成長し、一年後にはかなり葉が展開してカッコいい株になると思います。

初心者でも無理なく放置気味で育てる楽しさがアガベにはあります♪

春に近づくと園芸店ではアガベが置かれ始めるのも多いです、そこで気になるアガベを購入できればアガベライフのスタートですね!

では良いアガベライフを!