こんにちは、ウシプラです!
イベントで一目惚れして購入したアガベ。育成は少し慣れてきたけど、まだ温度管理についてイマイチ掴めていない…
こういった悩みや不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、
- 温度管理で育成に大きな差が出る理由
- アガベの原産地のような環境を再現する理想温度
- 日本の四季に合わせた管理方法の解説
- 冬場の管理を恐れなくて良い理由と対策法
この4点を丁寧に解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね!
育成上手な人は温度感が結構厳密なんだよね
【結論】
アガベの育成は温度管理で成長速度に違いが出ます。
現地球の環境が全然雨が降らない&朝晩の冷え込みが安定してあるからここを真似するとアガベが自生地と似た強い株に!
日本は四季があるから正直難しい!けど管理方法で現地球を超える美しい株に出来る事も可能です
冬場の管理方法に怖がらなくていい!今から準備できる、室内環境作りで不安を取り除いて冬を迎える方法
温度管理がポイント
アガベを健康に育てるには温度管理が重要
前回は用土に関して記事を書きましたのでそちらも参考にしてくださいね
アガベの現地球はメキシコのオアハカ州が主な自生地となりますね
温度や湿度も日本と全く違う環境で育っているので
オアハカ特有の厳つい鋸歯やバンド幅は見てて惚れ惚れする姿ですね
今回は初心者の方に基本的な育て方をシェア出来るように説明します
僕も、アガベを始めた頃に知っておきたい事がいっぱいとなってますので是非見てください
日本と現地の環境の違い

まずここでオアハカ州が主な自生地ですので現地の環境と日本との環境の違いを見てみます
以下のグラフが東京とオアハカ州の現地環境の違いです。

オアハカ州の気候
平均最高気温:30°C
最低気温:約16°C
東京都の気候
冬季(12月から2月)約8°C前後
夏季(6月から8月)約30°C前後
オアハカ州は年間を通じて暖かく特に5月が最も暑く、平均最高気温は約30°C、最低気温は約16°Cです。
最も寒い1月でも平均最高気温は約26°C、最低気温は約9°Cとなっています。
東京都の気候
一方、東京都は四季がはっきりしており冬季は寒く、夏季は暑く湿度が高いのが特徴です。
夏の湿度&冬が寒すぎる、ここが難しいんだよね
冬季(12月から2月)の平均最高気温は約8°C前後で、真冬のような寒さが続きます。
夏季(6月から8月)は平均最高気温が約30°C前後となり、湿度も高く蒸し暑い日が多いです。
温度がアガベの成長に与える影響

温度がアガベの成長に与える影響
温度がアガベの成長に与える影響は水と用土と同じくらい重要ですね。
では、それぞれの気温はどのようにダメなのか?
以下にまとめました
低温すぎる場合(10℃以下)
- 成長が止まり、冬眠状態に入る
- 5℃以下では根が傷み、0℃を下回ると凍傷のリスク
- 鋸歯の発達が遅れ、株が締まりすぎる
高温すぎる場合(35℃以上)
- 成長が早すぎて間延びしやすい
- 過度な蒸れにより根腐れのリスクが上がる
- 鋸歯が甘くなる
適温(20〜30℃)で育てると?
- 締まった株に育つ
- 鋸歯がはっきりとした形になる
- バンド幅がしっかりと出る
ここで勘違いがしそうなのは
温度が高ければ高いほどいいんじゃね!?
と勘違いしそうですね
実際僕も勘違いをして葉焼けがありました
暑すぎても根腐れや葉焼けのリスクが上がりますね
僕の仮説では最高気温と最低気温の差があると株は健康に、成長すると考えています。
最高気温25〜30度
最低気温10〜15度
このように差が必要かと考えます
日本の冬はかなり冷え込むので冷害にあう可能性があります
大事な株を葉焼けや根腐れをさせない為にも温度管理はとても重要です
もう一度言いますが、アガベは気温差が必要です
季節ごとの温度管理のポイント

季節ごとの温度管理のポイント
必要な温度は分かりましたが、次は季節毎の管理方法が必要ですね
アガベを始めた頃の僕も季節毎はすごく難しくロードマップがあればとあの頃はずっと悩んでいました笑
ここでは育成に合わした季節毎の管理方法をオススメします
春・秋(生育期)
この時期がアガベが1番成長します
また、この時期の過ごし方によって冬・夏の過酷な耐え方もかわりますのでポイントです。
✅ 適温なので屋外管理が最適
春と秋は、アガベの成長が活発になる時期
風通しの良い場所で直射日光に当てると、元気に成長する
⚠️ 注意点⚠️
• 朝晩の冷え込みが強い時は、夜間は室内や温室に移動するのも有効。
• 急激な温度変化を避けるため、遮光ネットなどで環境に慣れてもらう◎
夏(高温期)
夏の注意ポイントは直射日光が強く葉焼けのリスク回避として遮光をオススメ
また水遣りの時間帯にも注意⚠️
オススメな時間帯は早朝or夕方の涼しい時間帯◯
この2点を守るだけで葉焼け、根腐れを回避できますので是非取り入れてくださいね。
✅ 風通しの良い半日陰で管理
真夏の直射日光は葉焼けの原因になるため、30%〜50%の遮光 が理想的
特に35℃以上になる場合は、遮光ネットを使用し直射日光を避ける。
⚠️注意点⚠️
• 風通しを良くし、蒸れを防ぐためにサーキュレーターを活用すると◎
• 鉢が高温になりすぎるのを防ぐために、鉢の素材を選ぶ(素焼き鉢がおすすめ)
冬(低温期)
冬場の外管理ですと、アガベは成長が鈍くなります
基本的に10度を下回る場合は室内に入れての管理をオススメします。
冬場の注意ポイントは
・水を切り気味
・夜露や霜に注意
✅ 5℃以下にならないように注意
冬場は、特に寒冷地では室内管理が基本になります。最低温度が5℃を下回る場合は、屋内や温室で管理しましょう。
⚠️注意点⚠️
• 室内の明るい場所(窓際など)で管理するのが理想。
• 夜間の冷え込みが厳しい場合は、断熱シートや簡易温室を活用。
• 暖房を使う場合は、直接暖房が当たらない場所を確保。
冬場の温度管理の方法

じゃあ冬の管理はどうすればいいの?
という不安を解決する為に、オススメのやり方をシェアしますので真似て見てください!
まず冬の管理方法ですが、
・外管理で日当たりがいい場所だと、簡易温室◎
・冬場の日当たりが悪くなるのであれば室内管理◎
この2点のどちらかになります
冬場の寒さが厳しくなると、アガベを屋外で管理するのは難しくなります。特に気温が10°Cを下回る地域では、室内での管理が必須です。
しかし、室内に取り込むと日光不足になりやすくアガベの成長が止まったり、徒長(ひょろひょろと伸びる状態)したりすることがあります。
そこでおすすめなのが、LEDライトを活用した管理です。
アガベの冬の室内管理(LEDライトの活用法)
LEDライトを活用して日照不足を解消
室内では日光の量が不足しがちですが、植物育成用LEDライトを使うことで、屋外に近い環境を再現できます。
✅ LEDライトを使うメリット
徒長を防ぎ、形をキレイに保つ
冬でも安定した光を確保できる
窓際に置けない環境でも管理できる
✅ おすすめのLEDライトの条件
最初はパネルライトがオススメ
1日8〜12時間の照射が可能
💡 初心者向けおすすめアイテム
amazonにあるBRIMのライトがコスパが良く
光量も充分あるのでオススメです
まとめ
温温度管理について解説しましたがいかがでしょうか
これまで説明しましたがそこまで難しくはありません。
酷暑と冬の時にだけアガベにとって心地良い環境を作ってあげるのがおススメですね
管理温度は10℃を切らないように
春・秋は成長が早い
寒波が来る時は室内へ
この3点を意識しながら温度を考えてあげるとと育成のコツがわかります
ウシプラはInstagramとXで育成を観察できるので是非来てください!
それでは良いアガベLifeを!